みーのぺーじ

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オゾン発生器を修理した

3年前に購入したオゾン発生器の調子が悪くなりました.

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(Amazon.co.jp より引用,2023/01/10 現在販売終了)

分解前の商品の写真を撮影し忘れました.

せっかくなので中を分解したところ,「臭氧发生器」と中国語でオゾン発生器と記載されている部品が入っていました.調べてみると,空気には酸素が含まれており,これに高電圧をかけるとエネルギーが酸素に付与されてオゾンになるそうです *1.どうやら直流 12 V を流せばよいらしく,たまたま部屋に余っていたブラウンの電気シェーバーの充電アダプターが 12 V, 400 mA 出力だったので,これを電源に用いることにしました.

ACアダプターは抵抗がなければ高めの電圧を出力する場合があるので,念の為テスターで測定したところ,テスターのみでは 13.8 V が出力されました.330 Ω の抵抗を入れたところ,12.9 V とオゾン発生器の許容範囲内の出力に落ち着きました.部屋に余っていた 1/4 W 1000 Ω の抵抗 3個を並列に接続して,ファンとオゾン発生器を接続するように,ユニバーサル基板に取り付けました.部屋に余っていた小さなプラスチックケースに収めました.

ファンと放電の端子はむき出しですが,とりあえず動作確認をするために,このような形でファンの風があたってオゾンが拡散するように配置しました.

電圧をかけたところ,このように放電するようになりました.写真では白く写っていますが,目で見ると紫色です.

オゾン臭がしたので,うまく動作しているようです.

この検証を行って,オゾン発生器そのものは故障していなかったことが分かりました.故障していたのは制御回路のスイッチの断線?のように思われました.

オゾンは電圧をかけるだけで生成できることが分かり,随分と手軽なのだなと驚きました.もちろん,オゾン発生器の放電する端子は自作できないので,オゾン発生器が手元にある前提の話です.

火事になると危ないので,もう少し上手に組み立てるつもりです.このオゾン発生器には,もうしばらく我が家で活躍していただこうと思います.