EditorWindowを使用すると、Unity Editor上でオリジナルの設定画面を作成することができます。早速1つインターフェイスを作ってみました。
作ったのは、Graphics.DrawTexture()のパラメータを設定するためのものです。作ったのがこれ↓ ちなみにキャラは作成中のゲームの素材です。ゲームが完成したら公開するかもしれません。
Graphics.DrawTexture()のパラメータをテクスチャに従って手で入力するのが大変なので、アシストするためのものです。Textureにテクスチャを設定し、W,H,X,Y,Zoomをいじると、下のプレビューで実行結果を確認できます。最下部にはコピペ用の文字列フィールドがあり、
Graphics.DrawTexture(Rect(2,370,617,248),texture, Rect(0f,0.068f,0.796f,0.3199481f),0,0,0,0,null)
という部分をスクリプトにコピペすれば、一発でテクスチャが表示されるという便利なものです。
EditorWindowをBooで記述するには、以下のようなBooスクリプトを作成します。
import UnityEngine import UnityEditor class mine (EditorWindow): [MenuItem("Window/DrawTextureTool")] static def ShowWindow(): EditorWindow.GetWindow(typeof(mine)); def OnGUI(): // Do something here
ポイントは、ShowWindow()はStaticにすること。BooではC#と同様[]でプロパティを指定します。
OnGUI()で実行すべき内容は、以下のページに丁寧に書いてありますので、参照しましょう。
http://docs.unity3d.ru/ScriptReference/EditorGUILayout.html
作成したBooスクリプトを、Asset/Editorの中に保存します。すると、以下のようにWindowメニューの中にDrawTextureToolという項目が自動で追加されます。ここをクリックすると、上の画像のようなウインドウが表示されます。
こんな感じで、開発に便利なインターフェイスを作成すると、開発作業が捗りそうですね。
ダウンロード
参考
- http://docs.unity3d.com/Documentation/ScriptReference/Graphics.DrawTexture.html
- http://docs.unity3d.ru/ScriptReference/EditorWindow.html
(2013.6.23)