みーのぺーじ

みーが趣味でやっているPCやソフトウェアについて.Python, Javascript, Processing, Unityなど.

USBデバイスを繋げすぎるとMacのマウスがうまく動かなくなる

みーのiMacで最近マウスの調子が悪く,次第にディスク速度が低下してiTunesの音楽再生がまともにできなくなったので,原因を調べて解決しました.

環境

  • iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
  • インテル® Core™ i5-6500 プロセッサー
  • macOS 10.14.6

現象

マウスを動かしても反応しない.動いてもかくかくする.スムーズに動かない.急にポインタがジャンプする.

外付けハードディスクのアクセス速度が低下し,ファイルコピーがエラーしたり,iTunesで音楽が再生できなくなる.

内蔵SSDやメモリは問題なく動作している.

原因

接続しているUSBデバイスの数が多すぎ.

解説

マウスや外付けハードディスクなど,一連のデバイスはUSB接続しており,iMac内部のデバイスには問題が発生していないことからUSB関連の問題ではないかと推定しました.

the USB hardware ran out of device slots

というエラーメッセージをもとに調べたところ,USBの接続台数についての制限があることが判明しました.macOSでは,Location IDがデバイスに順に割り振られるようで,これが32を超えると上記エラーが発生するようです.*1*2

例えば,キーボードとマウスと外付けHDDと,USB3ハブを介してスマートウォッチとiPadを接続した状態でLocation IDを確認してみると,22でした.

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みーは5台のデバイスしか繋げていないつもりでも,macOSからみれば22台のデバイスを管理する状況になっているようです.これならば,32台はかんたんに超えます.

外付けHDDはハブを介さずに接続し,できるだけUSB2を利用するよう接続し直したところ,マウスはスムーズに動くようになり,外付けHDDもご機嫌よく動作するようになりました.USB3を利用するデバイスをできるだけ減らして,USB2やThunderbolt接続を利用するなどして,できるだけ分散させるのがよいようです.