みーはiPadを愛用していますが、難点の一つにイヤホンのつけにくさがあります。というのも、iPadはたいていカバンの中に入れて持ち運んでいるのですが、iPadにイヤホンを接続して音楽を聞くとなると、とても長いコードが必要なのです。オーディオ延長コードを買ってみましたが、すぐに絡まってしまい使い勝手が悪いのです。
そこでBluetoothにしたらiPadをカバンの中に入れたままでスッキリと音楽が聞けるのではないか?と考え、SonyのBluetoothレシーバー(DRC-BTN40)を買って使ってみました。レビューします。
写真
パッケージ。
付属品一式。
本体。中央のスティックボタンがSonyっぽい。
付属のUSBケーブルで充電する。
使用感
音質
iPadにBluetoothで接続し、音楽を聞いて見たところ、背後に「さ〜〜」というホワイトノイズらしき音が少し聞こえましたが、これを除外すれば、iPadに直挿しするのとほとんど同等の音がしました。ホワイトノイズも使っているうちにほとんど気にならなくなりましたが、ちょっと嫌ですね。音楽の再生中に接続が切れるということはほとんどなく、非常に安定しています。
利便性
電車の中や、大学の机などで使用すると、コードがないためとても便利です。iPadをカバンの中に入れたままで音量調節や先送り・巻き戻しもできるのでいい感じです。Bluetoothにしてよかったー、と思える点です。また、Bluetoothにありがちな音飛びもほとんどないので、いい感じで音楽を楽しめます。
質感
首元に装着しても違和感のない重さと、6hの再生時間はとても満足です。
携帯電話とiPadのマルチポイント
このBluetoothレシーバーにはマルチポイント機能があります。マルチポイント機能とは、同時に複数のBluetooth機器に接続して、双方とも運用できることで、みーの場合ですと、iPadで音楽を聞いている最中でも、携帯電話(ガラケー)の着信に出て、そのまま電話することができるのです。みーが最も期待していた機能で、携帯電話と音楽プレイヤーを別に持ち歩いている人におすすめの機能です。ちなみに電話ボタンを長押しすると、リダイヤルできるみたいです。
設定は少し複雑でしたが、iPadでまずレシーバーとペアリングし、レシーバーの一度電源を落とし、携帯電話とペアリングします。iPad側のプロファイルは自動でA2DPに設定されますが、携帯電話のプロファイルはいろいろと選択が可能ですが、HFPのみを設定するのが重要です。携帯電話側にもA2DPを設定してしまうと、iPadの設定が上書きされるので次回に自動接続されません。
このBluetoothレシーバーで通話をしてみましたが、携帯電話のマイクとスピーカーよりもいい音質でした。当たり前ですが、携帯電話を耳元にキープしなくてもいいので、腕も疲れませんので、長電話をしてしまいそうです。
(2013.5.14)