前回の続きで,発表についてまとめます.
発表時のアシスト機能
Keynoteは発表時もとても便利です.まず,iPadをプロジェクターに接続するのですが,これはケーブルを繋げるだけでプロジェクターに表示されます.PCだと解像度の設定などが煩雑ですので,非常に便利です.繋がらない時はどうしようもない,というデメリットでもありますが,みーは今まで繋がらないプロジェクターは1回しか経験したことがありませんでしたし,この時はケーブルを変えたらつながりました.
みーが最もiPadのkeynoteが好きなのが,レーザーポインターの機能です.スライド再生中にタッチパネルを長押しすることで,レーザーポインターのような印がスライド上に表示されるのです.レーザーポインターを使用すると,どうしても緊張している手の震えが見えてしまい,見た目がイマイチです.しかしタッチパネルを押すことによって指先の振動は伝わらないために,安定した図示をすることが可能なのです.この機能はタブレットのメリットを最大限に活用したものだと思います.ちなみにこれはMacbook airでは味わえない感動だと思います.
スライドの送りは,1回タップすればいいですし,元に戻すには,右方向にスワイプすればいいです.スライドの一覧は,左端から真ん中にスワイプすれば表示されます.非常に直感的です.
iPad版とMac版でのスライドの再現性
みーが使用した限りでは,iPad版とMac版の間で,大きな表示の違いは見られませんでした.iWorks "09 の時代だとこの辺りはイマイチだったのですが,バージョンアップのおかげで連携は非常にスムーズに行くように改良されています.
なお,KeynoteはiPhoneやiPod touchでも使用できますが,あの小さな画面で発表するのはあまりオススメしません.堂々と発表するためには,iPadのような大きな画面を使ったほうがよいのではないかと考えています.電車の中で背中を丸くしながらスマホを触っている人を思い出してみてください.
まとめ
- 以上の長い話をまとめてみます.
- Keynoteはカッコいいし使いやすいけど,発表会場には自分のiPadを持って行く必要がある
- iPadはカッコいいけど,スライドの制作には不向きなので,Macも活用するべき
- これらの作業はiCloudによってスムーズに繋がる
- 画像はドラッグ・アンド・ドロップで簡単挿入
- Illustoratorで作成した画像は,pdf→preveiw.app→keynoteとするか,pngにエクスポートしてからkeynoteに貼り付けるべき
- Magic Move最高!
- レイアウト補完はiPadで最高!
- レーザーポインター機能で手の震えを隠せる
以上,みー流の発表スライド作成のストラテジーでした.