2012.2.9にLet's Note CF-W2が起動しなくなりました。BIOSも起動しないので、接触不良かパーツが壊れたのかなと思って分解修理することにしました。その結果Windowsが起動するようになりました。その時の情報をまとめておきます。
分解
ケース分解
まず外部への接続をすべて切断し、バッテリーも外しました。キーボードはバッテリーのあったところらへんの裏からそっと押すと簡単にはずれました。
キーボードを外した様子です。マザーボードとコネクタでつながっていますが、マザーボード側の基板はマザーボードから簡単に外れるので、ここを外しました。
右側手前にはカバーがついていて、マイナスドライバーで無理やり開けることができました。この中には無線LANの部品の一部があるので、ネジを外しておきました。
次に、CDのフタを開け、内部のネジを取りました。CDは背面に穴があり、ここを小さなマイナスドライバーでつつくと簡単に開きます。
それ以外のネジもどんどん外しました。外部ディスプレイ端子のネジは六角ナットを使って外しました。背面の中央のネジはかなり固かったです。こうして、すべてのネジを外すとすっと簡単に中身を取り出すことができました。
中身分解
マザーボードおよびそれに付随しているものをすべてそっくりそのまま取り出して、電源を入れて見ました。上の写真で電源ボタンと書いた部品の長い方の辺のスイッチを横にスライドさせると電源が入る仕組みのようです。この状態でACアダプターを接続し、
電源を入れたところ、、、起動しました。でもBIOS止まり。あれこれいじってたどり着いた結論が、内部CDを外してるため、BIOSが探しているために起動しないのかなと考えました。BIOSの状態で1分放置すると、HDDからブートし始めました。この現象は再現性があったので、やっぱりBIOSは内部CDを探している様子。ということで、無事にOSが起動しました。
普通に起動するやん。ということで、ケースの中に戻しました。しかし、ケースの中に入れると起動しないのです。
電源ボタンのプラスチックが劣化して、うまく押せていないのかなと思い、スイッチの基板ごと外に出して組み上げましたが、これでも起動しませんでした。
結局、ケースの中だとどこかが接触不良orショートしているという説が濃厚です。なので、今はケース無しの状態で保存しています。そのうちに別のケースを作って入れようかなと思っています。