hot reloadを使いながらシングルページアプリケーション(SPA)を開発していると,ブラウザーを再読み込みせずに開発が進められるのでとても便利なのですが,その代わりにconsoleにエラーが溜まっていきます.
このような状況では,以前のバージョンのエラーが残ってしまい,どのエラーが現在のバージョンで発生しているのかが分かりません.
そこで,hot reloadしたら自動でconsoleを削除するようにすると便利です.
webpackではhot reloadの際にmessageが送信され,event.dataはwebpackHotUpdateで始まります.これをイベントリスナーに登録し,コンソールを削除するように設定します.例えば以下のjavascriptをindex.htmlに追記します.
window.addEventListener('message', event => { if (typeof event.data == "string" && event.data.startsWith("webpackHotUpdate")) { console.clear(); }; });
これで,最新のバージョンで発生したエラーのみがコンソールに表示されるようになり便利です.