みーのぺーじ

みーが趣味でやっているPCやソフトウェアについて.Python, Javascript, Processing, Unityなど.

5.MTdata.mdbをcsv形式に変換

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MTdata.mdbファイルは古いMS Accessのファイルです。みーはそんなソフトは持っているはずもなく、ほとんどの人も持っていないでしょうから、無料のデータベースソフトである、OpenOffice.org Baseを使うことにします。

用意するもの

  • OpenOffice.org Base 2.0
    • あえて古いバージョンを使う必要があります。
    • 2012年現在、最新バージョンは3.3ですが、mdbファイルに対応していないので、2.0を使う必要があります。
    • google先生に聞けばダウンロードできるところを教えてくれます。

作業

OpenOfficeのインストール

詳細は割愛します。

OpenOffice BaseでMTdata.mdbを開く

下のように、既存のデータベースに接続、を選んでから、Accessを選択します。

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MTdata.mdbファイルを選択します。

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t_objectテーブルを保存

開くと下のようにテーブルがたくさんあることがわかります。プレイリスト情報はt_objectに入っています。

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ちなみにt_objectの中身はこんな感じです。

f:id:atsuhiro-me:20151101232856p:plain:w300

パッと見さっぱりですが、よく観察すると、非常に単純な仕様です。

f:id:atsuhiro-me:20151101232903p:plain:w300

t_objectの内容を書きだします。右クリックからReport Wizardをクリックします。

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レポートに入れるフィールドを選択します。"ObjectSpecId", "ObjectName", "226", "500","100","201"の順に追加します。

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レポートからCSVファイルを作成

レポートが作成されるので、これをスプレッドシート(Exell形式)で保存します。レポートの表でCtrl-A(Command-A)と全選択したのちに、Ctrl-C(Command-C)とコピーして、スプレッドシートを新規作成し、Ctrl-V(Command9V)とペーストするのが一番簡単でしょうか。

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これを、CSV形式で保存します。区切り記号はコンマで、文字列はダブルクォーテーションで挟むように設定します。(OpenOfficeなら初期設定のまま)

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最終的には、以下のような感じのテキストファイルにするわけです。(mtdata2.csvをテキストエディタで開いた)

f:id:atsuhiro-me:20151101232945p:plain:w300

以上で完了です。