概要
Gmailのアドレス帳を携帯電話(ガラケー)のアドレス帳データに変換するPythonスクリプトです。
最近はスマホが流行っているけど、通信費が高いからまだガラケー使っているんだけど、アドレス帳統合したら便利だよね、という人向けのソフトウエアです。
具体的には、Gmailのアドレス帳に全部のデータを集約して、エクスポートしたデータをこのソフトウエアで変換して、携帯にインポートする、という使い方を想定しています。
ただ、みーは2013.9.30になんとXpeiraを買ってしまったので、みー自身の用途はほとんどなくなってしまいました.メンテナンスが長期間できていないので,公開を中止しました.
動作確認
Mac OS X Mountain Lion
- Python 3.2.3
- Softbank 920P
Windows 7
- Python 3.2.3
- Softbank 920P
準備
Python 3をインストールしてください。(ダウンロード:http://www.python.org/download/のPython 3.3.0 Windows X86-64 MSI Installerなど)(Python 2では実行できません。)
使い方
このページの最後からGgl2k.zipをダウンロードして任意のディレクトリに解凍します。以下のファイルが入っています。
- ggl2k.py : 本体
- cnvk.py : 平仮名カタカナ変換モジュール。これがないとggl2k.pyは起動しません。http://d.hatena.ne.jp/yuka2py/20100228/1267314652にてyuka2pyさんが作成したものです。
- google.csv : お試しのアドレス帳
まずは、お試しアドレス帳を変換してみて、うまくいくかを確認してみてください。うまく変換できたら、Googleのアドレス帳を以下の画面からGoogle CSV形式でエクスポートして、お試し用のgoogle.csvに置き換えてください。
Mac OS X
ggl2k.pyをIDLE.appで開きます。
こんな画面が出ます。
メニューからRun > Run Module またはF5を押します。
以上でvcfファイルが同じディレクトリに生成されます。これを携帯にインポートします。
携帯にインポートする最も簡単なやり方は、vcfファイルをメールに添付して、携帯に送り、携帯で受信して開く、だと思います。
Windows
基本的には上記と同様です。ggl2k.pyを右クリックしてedith with IDLEを押し、F5を押せば完了です。vcfファイルが生成されます。これを携帯にインポートします。
携帯にインポートする最も簡単なやり方は、vcfファイルをメールに添付して、携帯に送り、携帯で受信して開く、だと思います。
ターミナルから使う
ターミナルから実行する場合は、pythonコマンドがpython3にリンクされていることを確認してください。Mac OS XやLinuxのほとんどはPythonが標準でインストールされていますが、バージョンが2なので、新規にPython3をインストールする必要があります。
ターミナルにて
#cd <ggl2k.pyのパス>
#python ggl2k.py
と実行してください。同じディレクトリにvcfファイルが生成されます。
制作小ネタ
ggl2kは、Googleのアドレス帳をけー(k)たいに変換(to=2)する、みたいな感じで短縮した名付けです。
お試しのアドレス帳データ(google.csv)には水田真里さんの情報が入っています。水たまりです、はい。もちろん架空の人物です。
ggl2k.pyの最初の部分にtaglist=["Family", "Friends"]というのがありますが、ここにグループ名を追加することで、携帯のアドレス帳にグループ設定をすることができます。例えば、
taglist=["会社","遊び友達","Family", "Friends"]
とすれば、グループ設定に「会社」「遊び友達」が追加され、Google連絡帳のグループ設定が携帯のグループ設定に反映されます。