FreeNASのインストール方法はここ[freenas.org]に書いてあるが,みーのやった方法をまとめておきます.
FreeNASはHDDにインストールするのが簡単ですが,HDD1台をOS用に使うのはもったいないし電気代もかかるので,USBスティックにFreeNASをインストールすることにしました.
用意するもの
- FreeNAS (9.3) isoファイル
- USBスティック >8Gbyte 1個
- USBスティック >1Gbyte 1個
インストールUSB作成
8Gbyte以上の容量があるUSBスティックをMacに接続し,以下のコマンドをターミナルで実行します.
$ diskutil list
/dev/disk0
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *500.1 GB disk0
1: EFI EFI 209.7 MB disk0s1
2: Apple_HFS Macintosh HD 499.2 GB disk0s2
/dev/disk1
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: Buffalo *8.0 GB disk1
USBスティックのdisk番号を確認し,以下のコマンドでisoファイルをUSBスティックにコピーします.
$ sudo dd if=~/Downloads/FreeNAS-9.3-STABLE-201504100216.iso of=/dev/rdisk1 bs=1m
少し待つとコピーが完了します.
USBスティックにFreeNASをインストール
FreeNASを動かすPCに2つのUSBスティックを接続し,BIOSでインストールUSBをブートします.BIOSはESCキーを押すとブートデバイスを選択できます.
注) もしもこのUSBスティックをPCに接続してブートするとフリーズしたりエラーが出る場合はこちらを参照してください.
インストール画面
インストールするデバイスをスペースキーで選択する.8Gbyte以上のUSBスティックを選択する.
Fresh Install をする.
パスワードを設定する.FreeNASのブラウザーGUIは,userがrootで,ここで設定するpasswordでログインできる.
これで完了です.インストールUSBは外して,次回からはFreeNASをインストールしたUSBスティックからブートするようにBIOSを設定します.
USBの設置場所
FreeNASをインストールしたUSBスティックはPCケースのUSBポートに挿しておいてもいいのですが,事故で抜けたり折れたり紛失したりフォーマットしてしまうかもしれないので,マザーボードのUSBポートに直接挿しましょう.こうすればPCケースの中に隠されるのでこういったトラブルが予防できます.
マザーボードに直接つなげる.