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みーのぺーじ

みーが趣味でやっているPCやソフトウェアについて.Unity, Python, Processingなどのプログラミングや,脱獄, hackintoshなど

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iMac g4 flat panel (2002)

みーのPC達

iMac g4 flat panel

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スペック

項目 スペック
CPU PowerPC G4 700MHz
 メモリー 128MB SDRAM 
ディスプレイ 1024*768 15inch
HDD Ultra ATA 60G 
消費電力 130W(max) 

CPUがPPCなんです。はい。したがって、PPC用のディストリビューションを使う必要があります。x86がどれだけ扱いやすいかがよく分かります。

Vine Linux 5.2 ppc (2011.4)

(無理っぽい)

iMac g4(大福)にとりあえずVine Linuxの最新版をいれてみようと思った。理由は、ppc版のisoがすぐに見つかったから。今の時代(2011年現在)にpowerpcというタイプは稀であり、多くのディストリビューションがサポートをうち切っている。みーの大好きなUbuntuにもppc版はなかった(実はあとで探したらあった)。

というわけで、公式ページからisoファイルをダウンロード。インストールCDを作った。iMacに挿入し、Mac OS 9.2.2で「c」キーを押しながら再起動した。するとCDからブートし、Vine Linuxが起動。いろいろとメッセージが出てきたあとに、なぜかぴたっと止まった。むむ、installer exited abnormally???うーむ。これは諦めるしかないなあ。無理っぽい!

Vine Linux 3.1 ppc (2011.4)

(ログインできない???)

前回のVine Linux 5.2 ppc on iMac g4(大福) (無理っぽい)ではインストールに失敗したので、じゃあ、ちょっと古いバージョンならいけるやろ、という安直な発想で、バージョン3.1を試してみた。iMacのCDドライブの開閉は、こちらのようにしました。前回とは異なり、インストーラがきちんと起動した。バージョンが古いだけあって、画面もすこしクラッシックな感じが。sda2 bootstrap(yabootに必要) , sda3 vine 7GB / , sda4 home 10GB /home, sda5 swap 1GBと設定。インストールするアプリケーションを選択し、無事にインストールが終了した。このインストーラでは、ctrl+option+F1でインストールのログが見れるので、それを眺めていたら、なんだかやたらにエラーが出ているようで、少し心配になった。GUIのインストーラは簡単だけど、裏で何が起こっているのかが分からないから怖いなあと思った。

この不安は的中し、インストール終了後に再起動してログイン画面がでてきたのだが、ログインできない、という問題が発生。GUIログイン画面だと問題がよく分からないので、ctrl+option+F1でtty1からログインすることにした。

login:root
password:*****
Changing password for root
(current) UNIX password:*****
You must wait longer to change your password.
login: 

とでて、もとのlogin:に戻ってしまう。「パスワード変更するのにもうちょい待て」と言われているので、素直に1時間放置してみたが、やっぱり「もうちょい待て」であった。いつまで待ったらいいのやら。

別のユーザーでログインしたらうまくいくだろうと思って、もう一度OSをインストールし直し、最後にuseraddをして、いくつかユーザーを追加してみた。/etc/passwdを開いて、きちんと登録されていることを確認し、再起動。しかしやっぱりうまくいかない。いつも「もうちょい待て」であった。3日目にして、この辺りで嫌気がさしたので、Vineは諦めることにした。

ubuntu 10.04 ppc(2011.4)

(画面が残念)

前回前々回と失敗しているVineを諦め、他にppc版のディストリビューションを探していると、みーの大好きなubuntuのppc版を発見。親切にhttps://wiki.ubuntu.com/PowerPCDownloadsにバージョンごとにリスト化されている。すばらしい!とりあえず、最新のLTS版である10.04のppc版のalternate版をダウンロード。alternate版とは、メモリが少ないPCでもインストールできるように、最低限のグラフィックでインストーラが起動するもののこと。みーのiMacのメモリは128MBで、desktop版(GUIの綺麗なインストーラを使用)を使うための最小限度のメモリ容量256BMの半分しなかいからである。

インストールCDを作成し、CDをこちらのようにして挿入し、yabootでcとしてCDブート。あれこれ設定し、インストールは無事に終了したが、再起動すると、画面が残念なことに、「真っ赤」で止まってしまった。ctrl+option+F1をしてもさっぱり応答がない。どうやらディスプレイがきちんと認識されていないようである。ということで、何もできないので、諦めることにした。

ubuntu 8.04.1 ppc alternate(2011.4)

iMacへのLinuxインストールに3回も失敗しているが、前回のインストールでUbuntuのインストーラがディスプレイをうまく認識すればいけるのでは、と手応えを感じ、ubuntuのちょっと古めのバージョンを試してみることにした。そろそろインストールも飽きてきたので、"Use entire disk"オプションでハードディスクの中身をすべて消去して、パーティション設定はインストーラにすべてお任せとした。すると正常にインストールができたが、インストール完了までに3時間もかかった。再起動すると、ubuntuっぽいログイン画面がちゃんとでてきて、ログインすると、デスクトップがばっちり!表示された。やったね。ということで、このOSをiMacの日常用とした。(2011.1.6現在使用はしていません)

使用感

体感速度はかなり遅い。起動は2分ぐらいなのだが、Firefoxの起動に30秒もかかることもある。10年前のパソコンと現在のパソコンを比べてはいけないのであるが、やっぱり遅いのである。メインメモリーが128MBしかないので、起動しただけでスワップしているみたいだ。起動直後のメモリ使用量は約80MBで、swapは約60MBである。この状態で30MBほど必要なfirefoxを起動するとなると、どうしても時間がかかるのだろう。

高速化&カスタマイズ

初期設定ではなんとも遅いこのiMacを最低限度使えるものにしようと以下のように工夫してみた。

パネルにあるアイコン数を減らす

プロセスを見てみると、indicator-appletなどといった、gnomeのパネル上のアイコンが、2MBという(128MBに比べれば)大量のメモリを占領しているようだ。したがって、アイコンを最小限度に減らすことにした。「ゴミ箱」、「ユーザー情報」、「終了ボタン」、「デスクトップの表示」といったものは、みーはほとんど使わないので、アイコンを消去した。

これで5MB程メモリ使用量が減った。

不必要なサービスを消す

iMacにはBluetoothは付いていないし、これで印刷をするつもりもない。それに音を出したいとも思わない(研究室のパソコンだから)。というわけで、Bluetooth,cups,pulseaudioを停止した。設定-サービスでチェックボックスを外すだけ。

自動更新を手動化

自動更新をしてくれるUpdate Manager及びNotifier。これらはバックグラウンドで自動で更新をしてくれるので、それなりのスペックのパソコンでは非常に便利なのだが、今回のようにきちきちで動いているパソコンでは、モッサリの原因である。よって、手動起動とした。「ひまだ〜」というときに実行すれば、セキュリティ的にも問題はないだろう。

日本語入力のインストール

日本語入力は必須なので、もっさりすることを覚悟でscim-Anthyをインストールした。設定-言語で、インプットメソッドを有効にし、日本語を有効にして再起動するだけ。

iMacの標準のキーボードには半角/全角切り替えキーがないので、かわりにスペースキーの右にある「かな」キーを使うことにした。SCIMの設定画面で、キーキャプチャ機能を起動し、「かな」キーを押して、追加。本当は、本家と同様に「かな」を押すとかな入力に、「英数」を押すと直接入力になるようにしたかったが、無理っぽかったので、仕方なく「かな」キーで日本語入力のオン・オフを切り替えるような動作にしたのだ。

以上の工夫の結果、起動時のメモリ使用量が80BMで、スワップが10MB以下に抑えられた。起動の速度も若干上がった気がする。でも、結局はスワップするから、もっさりなんだよね。

以下追記(2011.4.26)

フォントキャッシュを少なくする

現在インストールされているフォントの一覧は、端末にてfc-listとすれば取得できる。デフォルトではたくさんのフォントがインストールされている。フォントはOSの起動時にフォントキャッシュとしてメモリに読み込まれるので、メモリ使用量を少しでも少なくしたい場合はフォントキャッシュを少なくするのも手である。フォントのアンインストールは/usr/share/fonts/以下の/X11と必要な日本語フォントを削除or別のフォルダへ移動すればいい。フォントキャッシュを再構築するには、端末にてfc-cache -fvとする。successfulとでるので(エラーが起こったら???知らない。)、もう一度fc-listとして、フォント数が減っているのを確認する。 再起動すれば、起動時のメモリ使用量が少し減るはず。

Gnomeの代わりにXfceを使う

Xfceは軽量のデスクトップ環境である。みーはGnomeに慣れ親しんでいるので、Xfceを初めて触った時は少し戸惑ったが、Gnomeと比べてかなりサクサク動いたので、現在はXfceをデフォルトにしている。Xfceのインストールはいたって簡単で、Synaptic Package Managerを開いて、xfce4というパッケージをインストールせよとすると、自動で必要な他のパッケージもインストールしてくれる。インストールが終了したら、ログアウトして、ログイン画面のオプション>セッション>Xfceを選択して、ログインする。すると、Xfceをデフォルトのセッションとして起動するかと聞いてくるので、好きに設定する。以上でXfceが起動する。

以上でデフォルトに比べてだいぶ体感速度が上がった。この記事はiMacで入力したぜ、という自慢話(???)ができるほど、実用的になったのである。

以下追記(2011.1.6)

Mint Linux 11 PPC(2011.12)

2011.12に、突如iMacの調子が悪くなった。ブートするのだが、途中で止まってしまう。仕方なく、Mint Linux PPCをインストールしてみることに、インストール自体はうまくいったようなので、ハードウェア的にどこかが壊れているというわけではなさそうである。

インストールが完了して、ブートしてみたが、画面の表示が無茶苦茶になって、そのまま停止してしまった。ubuntu 8.04ppcでも、実はディスプレイ関係でエラーが出ていたのは気づいていたので、もしかすると、LinuxのディスプレイドライバとiMacのディスプレイの相性が悪く、負荷がかかってそのまま壊れてしまったのかもしれない。

オチ

そろそろ寿命かなあと思い、粗大ゴミに出しました。